クレジットカード現金化の注意点

クレジットカード現金化でカードが利用停止になるのはどんな時?利用停止にならない方法は?

カードが利用停止

韓国やアメリカほどではないにしても、日本もクレジットカードはかなり普及し、ほとんどの方がクレジットカードを持っていますし、複数枚所有している方も多いですよね。
そのクレジットカードには大きく分けて2つの枠があります。

・キャッシング枠
・ショッピング枠

カードの発行後、長年滞ることなく返済している方はショッピング枠やキャッシング枠の限度額が上がりますが、キャッシング枠が付帯されていない場合も多々あり、クレジットカードで借入をできない人もいます。
その際利用できるのが、クレジットカードのショッピング枠を利用した現金化ですが、クレジットカードの現金化をするとカードが利用停止になる恐れがあるのです。

カードが利用停止となるのはどんな時か、カードが利用停止にならないための対策もご紹介していきますね

クレジットカード現金化について教えて!

クレジットカードの現金化は主に2つの方法がありますので、ご説明しましょう。

商品買取式

買取式は、クレジットカードを使って、新幹線の回数券や金券といった換金性の高い商品を購入して、中古買取ショップなどの買取業者に売って現金を得る方法です。
不用になった本を古本屋さんに売るような感覚ですが、現金化は現金と引き換えるための商品をあえて購入してから売る点が異なります。

キャッシュバック式

キャッシュバック式は、サイトのみで運営している現金化業者がよく用いる方法で、、安い商品を高額で購入し、その購入特典として、業者から現金をキャッシュバックしてもらうものです。

おそらく、この方法をご覧いただいただけでも怪しいと思った方が多いのではないでしょうか?

クレジットカード現金化は、明確な法律違反とはなっていません。
厳密に言えば、違法にするのが難しい行為なのです。

しかし、極めてグレイな取引であるということは頭に入れていただいた上で、クレジットカード現金化とカード利用停止リスクについて見ていきましょう

なぜクレジットカードの現金化でカードが利用停止になるの?

クレジットカードの現金化を利用しただけでなぜカードが利用停止になってしまうことがあるのか、その理由をお伝えします。

理由は2つ!

クレジットカードのショッピング枠を利用した現金化はカード規約に反する

そもそも、クレジットカードのショッピング枠は、服やバッグなどを購入する時だったり、飲食店などの支払いの際に現金の代わりに支払いを立替えるための「モノ」です。
普段あまり意識することはありませんが、代金の立替はクレジットカード会社があなたの代わりに支払っています。
そのため、立て替えてもらった代金は指定された期日に滞りなく返済をしなければいけません。
つまり、カード会社はショッピング枠の使用目的はモノを購入するなど以外には許可していないということです。
ましてや現金を手に入れるための手段としてショッピング枠を利用する許可なんてしていません。

クレジットカードを作成した際に、ほとんどの方は読んでいないと思いますが、細かい字で多くのことが書かれている「カード規約」に「承認」のサインをしています。
そのカード規約に「クレジットカード現金化を禁止する」旨が明記されているのです。

クレジットカード現金化をしないことに同意したのに現金化するためにショッピング枠を利用すれば、当然、

カード規約違反ということでカード会社はカードを利用停止し、最悪の場合、強制退会させられてしまいます。

横領罪にあたる

横領罪
よくニュースでも「横領」という言葉を耳にしますよね。
実は、クレジットカード現金化は、「横領」行為にあたることもあるのです。
というのも、クレジットカード現金化は、商品の購入時にクレジットカードで決済しますが、前述したように、カード決済時にはカード会社があなたの代わりに支払いを立て替えてくれています。
そのため、利用額を完済するまではカード会社に購入商品の所有権があるのです。
他人の所有物を勝手に売り買いすることは横領罪にあたります。

クレジットカードを利用して犯罪を犯した人にカード会社はクレジットカードを持たせたいでしょうか?

答えはもちろんNO!
現金化していることがはっきりとカード会社で確認できれば、当然カードは利用停止どころか、はく奪、強制退会、さらにはどの会社でも新しいクレジットカードを一定期間発行することはできないでしょう。

もちろん、警察のお世話にもなっちゃいますよ

カード会社に現金化がバレたらカード利用停止だけじゃない!その後に何があるの?

カード会社に現金化がバレたらカード利用停止では済みません。

カード利用停止以外に怖いリスクがあるので見ていきましょう

クレジットカードはく奪!強制退会になる

カード規約に反した人に対してカード会社も甘い対応はとりません。
クレジットカードを利用停止にした後、現金化したことを利用者が認めれば、クレジットカードははく奪されるだけでなく、強制退会させられてしまいます。

「現金化しているってカード会社に言わなければ大丈夫じゃない?」と、思った方も多いですよね?

確かにその通りです。
しかし、現金化を利用する方は常習性が高いです。
そのため、同じカードで同じ行為を繰り返していればいつかはバレますし、複数枚カードを使って同じ行為を繰り返したとしても、カード会社はそれぞれ「危険人物」をマークし、全てのカード会社で「危険情報」をシェアしています。
つまり、嘘をついてもいつかは現金化が明白となってしまうのです。

未納金を一括払いさせられる

当然、カード会社も不正にカードを利用した人とはさっさと縁を切ってしまいたいですし、カード会社に赤字をもたらしたくありませんから、未納金(残債)の一括返済を求めます。
現金化を利用する方のほとんどがお金に困っている方ですから、残債が多ければ多い方ほどこの対処に困ってしまうはずです。

どんな時にクレジットカード現金化がカード会社にバレちゃうの?

カード会社はどんな時にカード利用者がクレジットカード現金化をしていると察知するのかをご紹介していきます。

高額商品を購入した時

高額決済を一度にすると、カードが利用停止となるケースは多いです。
これは現金化に限らず、通常、毎月3万円ほどしかカードを利用していないのに、突然10万円の利用を一気にした際などにはカード会社によってカードを一時的に利用停止にします。
特に、最近はどのクレジットカード会社もセキュリティを強化しているので、現金化していなくても経験された方は多いでしょう。
必ずカードを一時利用停止にした後カード会社からあなたに連絡がきて、何に使用したか尋ねられます。
ここで「現金化をした」といえばすぐにカードははく奪され、強制退会させられるだけでなく、残債を一括返済させられてしまいます。

換金性の高い商品を購入した時

上記と同じような理由ですが、明らかに現金化をしているであろうことがわかるような換金性の高い商品を購入し続けた場合もカード利用停止のリスクは避けられません。

カード利用停止となりやすい換金性の高い商品の代表格はこちら!

・新幹線の回数券
・商品券
・金券
・ブランド物の商品
・ゲーム機本体

上記のアイテムは昔から現金化に利用されてきた物ばかりなので、1度だけ購入するなら問題ありませんが、複数回、不自然に購入していればカード会社にすぐに目をつけられてしまいます。
こういった商品を購入する際は期間をある程度あけるとリスクは弱まりますが、やはり何度も同じようなものを購入していれば、カード会社から不審がられます。

商品買取式を利用した業者を利用した時

キャッシュバック式を採用している業者は、現金化がカード会社にバレないよう、換金性の高くない安い商品を購入して現金化を行います。
一方の商品買取式は、高額の商品を購入する必要があります。

どちらの方がリスクが高いと思いますか?

当然、商品買取式の方がリスクが高いです。
特に、何度も商品買取式の業者を利用している方は、「現金化するために高額商品を購入し続けている」と、カード会社に判断されるため、カード利用停止までも時間の問題です。

それでは、カード利用停止を避けるためにはどのような方法を使ってクレジットカード現金化を行えばよいのか、対策を見ていきましょう

カード利用停止を避けるクレジットカード現金化の方法

カード利用停止を避けるためにはどんな現金化の仕方をすれば良いのかご紹介していきたいと思います。

高額・高換金性の商品を一気に購入しない

ご紹介したように、高額商品を1度に購入したり、換金性の高い商品を何度も購入していたら、すぐにカード会社からマークされてしまいます。
しかし、高額なものや換金性の高いものを購入した方が換金率が高いのは事実です。
それならば、高額なものや換金性の高い商品を一気に購入するのではなく、ある程度期間を置いてから購入するようにしましょう。
特に、新幹線の回数券などは同じ区間を1人で何度も行き来できないような枚数を購入していたら不自然ですが、数ヶ月に1度ペースで購入すれば、カード会社にも怪しまれずに済むでしょう。
また、計画的な現金化利用となるので、借金苦となるのを防ぐこともできます。

キャッシュバック式の優良現金化業者を利用する

現金化には大きく分けて商品買取式とキャッシュバック式があることをお伝えしました。
カード利用停止のリスクを防ぐのならば、断然キャッシュバック式の業者を利用するのがおすすめです。
キャッシュバック式の業者では高額商品を購入することはありません。
そのため、カード会社からマークされる、もしくはカード会社のセキュリティシステムにひっかかる可能性は低くなるのです。

ただし、キャッシュバック式の業者が100%安全とは言えません。
あくまで商品買取式よりカード利用停止のリスクを避けられるだけに過ぎないということは頭に入れておいてください。
さらに、優良業者を利用することでリスクは低くなります。

JCBやAMEXブランドのクレジットカードの利用は避ける

クレジットカードには主に以下のような銘柄があります。

・VISA
・マスターカード
・JCB
・アメリカンエクスプレス(AMEX)
・ダイナースクラブ

AMEXとダイナースクラブの場合、高収入の方が対象となっているので、現金化を利用される方はあまりいないかもしれないと思うかもしれませんが、こういった方でも時に現金化に手を出すことはあります。
そんなAMEXや、日本で生まれた唯一のクレジットカードのブランドであるJCBは要注意です。
なぜなら、この2社は独自のセキュリティシステムを搭載し、少しでもユーザーに通常とは異なる動きがあれば、「異変」を察知してカードを一時的に利用停止とするからです。

ここがポイント!

特に、JCBやAMEXで直接加入したものだと、各カード会社が決済承認を下す権利があるので、間接的にJCBやAMEXに加入したカード(各航空会社が提供するクレジットカードなど)よりも現金化はバレやすいです。

クレジットカード現金化で起こりうる4つのリスク

クレジットカードの現金化には多くのリスクがあることは絶対に忘れないでください。

ここでは具体的な現金化によるリスクを4つお伝えします
クレジットカード現金化は「高利」の取り引き

クレジットカードの現金化は、審査もないのでクレジットカードを持っている方なら誰でも手軽に現金を手に入れることができます。
しかし、買取式であってもキャッシュバック式であっても、商品を購入した額以上の現金が手に入ることはありません。
必ず事務手数料などが差し引かれ、最終的な換金率は70%台になることがほとんどです。
キャッシングの手数料が通常16~20%であることを考えれば、クレジットカード現金化がかなりの「高利」であることがお分かりいただけるでしょう。

もちろん、使えば使うほど負債が増えていくということも、そして、確実に損をしている取り引きをであるということを忘れてはいけませんよ
犯罪の被害に遭うこともある

現金化業者の8割以上が悪徳業者だといわれているほど、現金化業者には「ホワイト」な業者が少ないのです。
しかも、現金化を利用しようとしている時は誰もが今すぐお金が欲しくて焦っている人たちばかりですから、冷静な判断ができません。
そのため、悪徳業者を利用してしまい、大切なクレジットカード情報が盗まれてしまったり、現金が正しく振り込まれなかった、もしくは全く振り込まれなかったなどの詐欺や被害の声は多く寄せられているので、非常に危険なのです。

新しいクレジットカードはしばらく作成できない

カード会社に現金化していることがバレると、カード利用停止となるだけでなく、カードをはく奪、さらには強制退会させられ、残債を一括返済させられます。

「ま、別に新しいクレジットカードを作ればいいからいいや」と、思っている方は危険です!

現金化によるカード利用停止・強制退会となった場合、5~10年は他のクレジットカード会社でもカードの作成はしてもらえません。
いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまうからです。
クレジットカードで「不正」を行った人に対してそう簡単に新しいクレジットカードを発行するわけはありません。

現金化すること自体は審査もないので簡単ですが、現金化がバレた後の生活が大変になることを忘れないでくださいね
最終手段である自己破産の選択肢が使えない

クレジットカードの現金化をしてしまうと、借金地獄となり、もう借金返済ができないとなっても、最終手段となる自己破産ができない可能性は非常に高いです。
クレジットカードの現金化は、破産法第252条第1項第2号にこう記されています。

「不当な債務負担行為」 とみなされること。

現金化は、裁判所から免責(借金の免除の許可)対象外として扱われてしまうのです。
クレジットカードの現金化を利用してその場は自己破産を回避できたと思っても、実は借金を増やしているだけです。

ここがポイント!

最終的に自己破産すらも不可能にしてしまうので、現金化の利用はおすすめできない行為です。

キャッシングなどを活用するのがおすすめ!無理なら優良現金化業者を利用しよう

クレジットカード現金化は非常にリスキーなので利用はおすすめできません。
カード規約にも反し、横領罪にあたるだけでなく、借金が返済できなくなった際、最終手段となる自己破産もできなくなるからです。
できればキャッシングやカードローンなど、「正当」な借り入れ方法を利用しましょう。
キャッシングやカードローンなどを利用した方が現金化よりも金利は安いです。
しかし、どうしても現金化をしなければいけない状況ならば、キャッシュバック式を採用している優良業者を利用してください。

キャッシュバック式ならカード利用停止リスク、また、犯罪の被害に遭うことを防ぐことができますよ
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